一般的に、ケーブルとハウジングを年に1回、できれば厳しい冬が過ぎ去った春に交換するのが良いでしょう。シフトケーブルには、ディレイラーを正確に正しい量だけ動かして完璧なギアシフトを行うというシフターからの指示を実行する役割があります。ケーブルに錆びや腐食が発生していたり、ハウジングに詰まりがあると、シフターが変速を試みたときにケーブルを十分引っ張ることができない可能性があります。
OPTISLICKケーブル & SP41ハウジング
新品のドライブトレインであっても、使い古されたシフトケーブルとハウジングではパフォーマンスが低下します。
シマノでは、最も滑らかで最も耐久性のある複数種類のケーブルおよびハウジングを製造しています。優れたシフト性能と耐久性を持つ、シマノOPTISLICKケーブルとSP41ハウジングをお選びください。DURA-ACEとULTEGRAに対応する滑らかなケーブルが必要な場合は、シマノのポリマーコーティングケーブルを選択してください。これらのケーブルには、ケーブルに巻きつけられたポリマーに直接グリスが注入されており、最高レベルのシフト性能を実現しています。
ブレーキパッドの摩耗
ケーブルとハウジングはドライブトレインと同様にブレーキにとっても重要です。@@@
摩耗したケーブルとハウジングでブレーキレバーを引くとき、実際には、バイクを止めることよりも、ハウジング内でケーブルが粗く擦れることによって生じる摩擦に対処する力が必要となるでしょう。
ブレーキを使用すればするほど、ブレーキパッドは摩耗します。ほとんどのブレーキパッドには、摩耗インジケータのラインが示されています。ラインまで摩耗が進行したら、新しいパッドが必要です。著しく摩耗したパッドではバイクを適切に止めることができず、またリムを損傷することもあります。
著しく摩耗したパッドではバイクを適切に止めることができず、またリムを損傷することもあります。
シマノではお近くのバイクショップでプロの整備士による修理や調整を依頼することをお勧めします。シマノサービスセンターのメカニックスタッフは、シマノの最新テクノロジーをすべて熟知しており、最高品質のサービスを提供できます。